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切削できるもの

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マシニングセンタで
切削できるもの

マシニングセンタでは様々な材料を切削できますが、こちらでは代表的な例をご紹介します。

マシニングセンタで切削が可能な材料

樹脂

マシニングセンタで切削できる、代表的な材料と言えば樹脂です。NCルータでも切削は可能ですが、切削工具を回転させながら材料を加工していくという特徴を活かし、複雑な形状でも加工することが可能です。直線だけではなく、立体を伴う曲線加工も可能です。

軽金属

マシニングセンタは元々金属部品加工のために開発された機械のため、金属加工が得意です。軽金属に位置付けされるニッケルやクロムの切削は、NCルータよりも一層細かな加工が可能となるでしょう。

重金属

アルカリ金属や鉛、銅といった重金属の加工もマシニングセンタが得意とするところです。細かな加工はもちろん、曲線を描いた加工など、材質を問わず様々な加工をすることが可能です

「NCルータ」と
「マシニングセンタ」は
実は加工材料に被りがある

実のところ、NCルータとマシニングセンタが加工できる対象には被りがあります。どちらかでしか加工できない材料はほぼなく、どちらの機械でも加工することが可能です。

ただし、マシニングセンタではATCマガジンを活用し手順を自動化しているため、使用時には切削油を使用します。材料によっては、油がついてはいけない場合もあるでしょう。その場合にはNCルータを検討するのが安全です。材料に影響を与えることなく、人力よりも早く必要な加工を行うことが可能です。

価格の「NCルータ」、精密度の「マシニングセンタ」?

一般的にNCルータとマシニングセンタを比較すると、導入費用はNCルータの方が安くなっています。これまで人力で作業していた場合には、NCルータでも十分な効果を感じるでしょう。

一方、NCルータを既に利用している場合や、高い生産性を求める場合にはマシニングセンタがオススメです。精密度がNCルータとは大きく異なるため、より精密かつ高速で材料を加工することができます。

実績豊富な
NCルータのメーカー3選を見てみる

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NCルータ導入時に検討すべき
おすすめメーカー3選


何かあった際にすぐにサポートに来てくれる「国産メーカー」の中から、
自社の希望に合ったNCルータを見つけられるよう「NCルータ製品数」の多い3メーカーをピックアップ。
それぞれのNCルータの特徴を紹介していきます。

SHODA
日本で唯一(※)の
NCルータ専門メーカー
SHODAのHPキャプチャ画像
SHODAのおすすめポイント
  • 信頼性の高い高精度なNCルータ。プラスチック、セラミック、軽金属加工の実績あり
  • 5軸同時制御での樹脂立体製品加工が得意
平安コーポレーション
大型、特殊NCルータを
得意とするメーカー
平安コーポレーションのHPキャプチャ画像
平安のおすすめポイント
  • 木造建築プレカット加工機がメイン商品
  • 大型専用機の製作が得意
シンクス
総合木工機械メーカーとして
NCルータを生産
シンクスのHPキャプチャ画像
シンクスのおすすめポイント
  • 切断機(パネルソー、ランニングソー)の実績あり
  • 穴あけ機械の製作が得意

Google検索にて「NCルータ メーカー」で調べた際(2021年10月27日時点)に上位に表示される5社の中から
・国産メーカー
・NCルータの製品数が多い3社
をおすすめのメーカーとして紹介します。
※その中で唯一、NCルータのみを製造している企業。

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