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ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)とは、中小企業庁と独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施する生産性向上のために革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金制度。
前述する設備投資支援は一般形と呼ばれ、補助上限額は1000万円。
他には、海外事業強化のグローバル展開型で最大3000万円。中小企業30社以上のビジネスモデル構築の補助となるビジネスモデル構築型では最大1億円の補助が受けられます
切削加工機の導入は設備投資の対象になりますので、申請が通れば補助金を受けることができます。
令和3年度に実施された補助金で、ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応するため、中小企業等における事業再構築を支援することを目的としています。
主要申請条件として、
・売上が減っている
・事業再構築に取り組む
認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する
など、様々な要件がありますが、申請枠・従業員数などによって最大1億円の補助を受けることができます。
公式HP内でも活用イメージとして、航空機部品製造→ロボット関連部品・医療機器部品の事業を新規立ち上げなど、ウィズコロナ・アフターコロナを意識した製造業の事業拡大を上げており、切削加工機の導入も対象となってきます。
経済産業省が令和3年に行った補助金事業です。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、日本国内のサプライチェーンの脆弱性が顕在化し、生産拠点の集中度が高く、サプライチェーンの途絶によるリスクが大きい重要な製品・部素材、又は国民が健康な生活を営む上で重要な製品・部素材に関し、流通が止まるという事態が数多く見られました。
そんな状況を鑑み、国内の生産拠点の整備を進め、製品・部素材の円滑な供給を確保するなど、サプライチェーンの強靱化を図ることが重要であると考え、採択された補助金です。
切削加工においても需要の拡大している樹脂切削が関わる、半導体関連や医療機器が主な採択案件となっており、切削加工機の導入にも活用が可能です。
※2次公募まで終わっており、2021年12月1日現在、公募は出ておりません。
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